エモエモ日記 #16 「恥。」
- 岩塚光希
- 2019年1月17日
- 読了時間: 3分
このブログを読んでいるということは、僕はこのブログを投稿したということになります。
喜劇のヒロインの岩塚です。
今日、1月17日は『いい加減にしろ、どうもさようなら』の初日です。
喜劇のヒロイン、初めての単独公演。
無事に最後までやりきることが第一の目標です。
頑張っていこう。安全に。
「めちゃめちゃ面白かった」と言ってもらいたい。
昨年は「喜劇のヒロインの岩塚です。」と名乗ることが多かった。
それまでは喜劇のヒロインの岩塚、と名乗っていいのか?という葛藤を抱えていた。
なんというか、自信が無かった。
僕が喜劇のヒロインに参加したのは2017年の8月、東京学生演劇祭から。その次は12月、ミソゲキ。2017年はこの2つの短編作品に出た。
2018年には全国学生演劇祭、ミノカモ学生演劇祭に出演した。
「喜劇のヒロイン」の知名度がこれでちょっとは上がったのかな、と気にしているときには、既に「喜劇のヒロインの岩塚です」と名乗っていた気がする。
この公演が終わったら、きっともっと堂々と名乗れるようになる。
今年もいっぱい名乗ります。
喜劇のヒロインと、喜劇のヒロインの岩塚をよろしくお願いします。
自分語りから、鮮やかに次の自分語りへ移行する擬音を出しますね
ギュミミミミミ...
中学3年生、進学予定の高校にて部活動見学をしていた。
運動は苦手で、でも文化部は退屈そうで、なんとなく性に合いそうな部活を探していた。
「演劇部」の文字を見たとき、ちょっとだけ心が踊った。
高校1年生、僕の入部した演劇部には、去年まで何やらすごいOBの先輩がいたらしく、彼の脚本で高校演劇の全国大会まで登り詰めたんだとか。
しゃらくせ~~と思った。
その作品が、映像記録として残っていたので、しゃらくせ~~と思いながら小さいDVDプレーヤーで見た。
見終わって、震えた。
初めて演劇ってすごいなと思った。
自分もこんな舞台を作ってみたいと思った。
その先輩は卒業してから劇団を立ち上げたらしく、初めての公演をやることになったと聞いた。
公演の手伝いとして、後輩の後輩である僕も当日の手伝いで平台を運んでいた。先輩と接点を持てた気がしたことにちょっと嬉しかった。
そのとき、公演を手伝いに来た高校生が2人いた。
他校の、同い年らしい。
彼らはどうやらあの先輩の知り合いで、何やら好かれている様子。
意気揚々と平台を運んでいた。
他校なのに、しゃらくせぇやつらだ!!と嫉妬した。
高校を卒業するとき、僕は脚本・演出を担い、卒業公演を打った。
あのしゃらくさい2人にも参加してもらった。
終演後、彼らは「劇団を作ろうと思ってるんだよね」と話していた。
劇団名の候補が既にあるらしい。
その名も、『マッチポップーンズ』。
ダサい。そして、くだらない。
それから彼らは名古屋の演劇祭で旗揚げ公演を打った。
団体名は『喜劇のヒロイン』になっていた。
作風はスタイリッシュではなく、どちらかといえばダサくて、シニカルで、くだらない。
でも面白かった。
しゃらくせぇ~~、とは、思わなかった。
彼らは雑多な舞台上で、土臭く、鈍い輝きを放っていた。
めちゃめちゃ面白かったし、かっこよかった。
あのとき彼らに向けた羨望は、未だに尽きない。
喜劇のヒロイン 初の本公演
『いい加減にしろ、どうもさようなら』

恥も承知で自分語りして、結局何が言いたいのかというと。
喜劇のヒロイン、面白いですよ!!!!
絶対に後悔させないので、よろしくお願いします。
いよいよ本日からです!!
どうぞお楽しみに!!
聞こえる...
聞こえる...
ブログを締める擬音が...
ギュミミミミミ...
ギュミミミミミ...
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